創立130周年記念事業<東日本大震災と山形東高の生徒・同窓生の記録>

同窓会会長あいさつ

ごあいさつ

同窓会長

 山形県立山形東高等学校
 創立130周年記念事業実行委員会 会長
 同窓会 会長
 浜 田 敏

 明治17年10月山形県唯一の中学校として開校した母校は、平成26年10月29日に創立130周年の記念の日を迎えます。
 母校は明治、大正、昭和、平成の4代にわたり文武両道、質実剛健の校是のもと27,000名に及ぶ有為な人材を各界に輩出し、山形県のみならず我が国の発展に大きな貢献をしてまいりました。
 また、10年ごとに実施してきた創立記念事業は母校及び同窓会を活性化させ、新しい歴史と伝統を築いてきました。
 平成23年3月11日発生した東日本大震災とその後の原発事故は科学技術や社会システムのあり方にも大きな疑問を投げかけ、私たちの想像以上にこれからの日本に様々な影響を与えることだと思います。

 すでに、人々の価値観の変化、新しい時代の流れを感じさせるような出来事も起こっています。
 わが県は被災地の隣県として避難者を最も多く受け入れており、まわりに避難している人もおります。
 大震災からの復興にはまだ10年以上かかると言われていますが、今の若者がその復興の担い手、あるいはそれを支える力になることが期待されます。さらに災害は必ず起きます。その被害も出ます。防災と被害の最小化はこれからの待ったなしの課題です。ここでも若い人たちに大きな役割が期待されます。
 特に大震災の記憶を風化させずに何十年も語り継ぐことが重要なことです。
 ですから、今、ここで大震災に向き合ってみる、考えてみる、そして記録に残しておくことは、私たちとりわけ生徒にとって意義のあることだと思うのです。
 そこで、創立130周年記念事業の大きなテーマを「東日本大震災」として今回の活動を行うことにしました。
 生徒669名、同窓生34名から原稿をいただき、生徒については40名の原稿を抜粋して本書を作成致しました。
 生徒たちの文章からは若者の感性が伝わってきます。震災時の状況・恐怖、他者への思いやり、特に家族への思い、そして東日本大震災は決して忘れてはならないことなど熱く語られています。また、思いやりの心をもち、力を合わせて大震災を乗り越えるという意気込みも伝わってきます。やはり若者はすばらしいと言うべきです。
 生徒の作文については記念コンサートの際に生徒の手による朗読会を行い、生徒がアーティストと交流する機会をもつという事業も行います。
 以上の事業は創立記念事業としてははじめての生徒参加型の事業です。ご理解ご協力をいただきました学校の教職員の皆様、全ての関係者の皆様にお礼を申し上げます。特に本書に寄稿していただきました生徒諸君そして同窓生の皆様に心から感謝を申し上げます。
 皆さんと共に、山形東高の悠久の歴史と伝統を未来につないでまいりましょう。
 最後になりましたが、被災者の皆様が少しづつ、一歩づつ前に進まれることを祈りたいと思います。

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