校 歌
山形東高等学校校歌
（大正１３年制定）
山形県立山形中学校の歌
高 木 六 郎 作詞
稲 岡 美賀雄 作曲
千歳の山の山松の緑したたるかげしめて
学の家はにぎはへり花の朝も月の夜も
こゝに集ひて語らはん御代と動かぬ山形の中学校は万々歳
馬見が崎川流れきて山みづ清き岸のへに
学の庭は栄えけり雪の朝も雨の夜も
こゝに打ち群れ遊ばなん御代とゆるがぬ山形の中学校は方々歳
学の窓のあけくれに北を仰げば月の山
千秋の雪真白なり凶をのぞめば最上川
一帯の水緑なり御代とさかゆる山形の中学校は万々歳
かゝる名山大川は偉人傑士をいだすとか
最上の原の広野なる学のいへよ今よりの
奈翁もおこせ豊公も御代とさきはふ山形の中学校は万々歳
あはれ名山大川は哲人高士生るとよ
月のみやまに程近き学のいへよいまよりの
現翁もいたせ菅公も御代と動かぬ山形の中学校は万々歳
(原文のまま、明治三十六年頃制定)
応援歌 第１番
松 田 達 夫 作詞
おお勝利 来たれ我等に
力、力、血と熱に漲るもの
溢るる我等が力
応援歌 第２番
１．骨をつらぬく烈風の
白氈飛ばす三冬に
南を図る算なりて
血潮は躍る胸内に
秘めたる力凝りては
山をも抜かん意気高し
２．立つべき秋ぞ今到る
燃ゆるが如き双腕の
一度鉄とくだる時
微塵に飛ばん敵の陣
立て立て勇士陣頭に
霞城の意気を負うて立て
応援歌 第３番
１．鉄壁固く計を練り
津身の意気物凄く
双手に溢るる血と熱に
雄々しく誓う必勝の
とどろく力行く所
百練何ぞ耐えざらむ
２．白熱しのぎ削るとも
獅子奮迅の東高の
剛健比なき血と熱に
勝たねばならぬ男心ぞ
立て立て勇士倒るとも
栄冠目指し挙り立て
応援歌
門脇 徹 作詞
１．友よ立てこの団旗のもと
いざ示せ若き我等の
鍛えたる
鍛えたる
双手の力
２．友よ聞けこの勝鬨を
いざあげよ若き我等の
迸る
迸る
命の凱歌
遠征歌
１．今日晴れ渡る碧瑠璃の
日射しの光を身に浴びて
薫りも高き城東に
馳せ集ひたる若人が
知音の壮途うたう時
必勝の覇気躍るなり
２．今し栄えある遠征に
理想の勝鬨うち挙げて
たぎる血潮を胸に秘め
不朽の栄誉を刻むべく
衆望負うて進み行く
意気沖天の雲を衝く
新応援歌 みなぎる力
１．みなぎる力の限り
空にはじけるこのからだ
あふれる若さの限り
技をつくして戦う
いま挑む青春
いのちは燃えて
跳べ 打て 走れ
山形東
２．ぶつかる力の限り
汗にかがやくこのからだ
きらめく若さの限り
誇りをむねに戦う
いま競う青春
あしたをみつめて
行け 勝て 歌え
山形東